Contents
- 1 皮膚腫瘤(犬) 腫瘍記録用紙
- 1.1 1. 稟告
- 1.2 2. 他院での治療歴(手術、化学療法など)
- 1.3 3. 腫瘍の状態 <位置と大きさ:図に記入>
- 1.4 4. リンパ節腫脹
- 1.5 5. 血液検査、尿検査等における異常所見(検査日: 年 月 日)
- 1.6 6. X 線検査所見(検査日: 年 月 日)
- 1.7 7. 超音波検査所見(検査日: 年 月 日)
- 1.8 8. CT 検査所見(検査日: 年 月 日)
- 1.9 9. 病理組織学的検査所見
- 1.10 10. TNM 分類
- 1.11 10. 病期分類
- 1.12 11. 外科的療法(実施日: 年 月 日)
- 1.13 12. 化学療法(実施日: 年 月 日~)
- 1.14 その他 13. 放射線療法(実施日: 年 月 日~)
- 1.15 治療法の変更が出た場合は新しい用紙で再評価
皮膚腫瘤(犬) 腫瘍記録用紙
患者名:
動物 No.
初診日: 年 月 日
品種: 年齢: 歳 ヶ月
性別:M / F / CM / SF
体重: kg
担当: /
1. 稟告
腫瘤発見時期 年 月 日頃、
大きさ cm
サイズ変化 縮小/ 無 / 拡大 / 不明
発熱歴 無 / 有 / 不明
虚脱歴 無 / 有 / 不明
食欲の変化 無 / 低下 / 廃絶 / 不明
可視粘膜 正常 / やや蒼白 / 蒼白 / 黄疸
消化器系徴候 無 / 有 / 不明[嘔吐、吐血、下痢、メレナ、タール便、他 ]
血液凝固系異常 無 / 有 / 不明[紫斑、止血時間延長、腫瘤からの持続的出血、他 ]
2. 他院での治療歴(手術、化学療法など)
時期 年 月 日頃
内容 手術の場合
病理結果
治療への反応性 縮小/ 無 / 拡大 / 再発 / 転移 / 不明
3. 腫瘍の状態 <位置と大きさ:図に記入>
色:被毛と同じ / その他______
硬結感:硬 / 軟 / 中間
表面:平滑 / 凹凸
脱毛、発赤、熱感、潰瘍、出血、 浮腫、掻痒感、他
皮内 / 皮下 皮膚に固着 / 筋固着
境界:明瞭 / 不明瞭
その他:
4. リンパ節腫脹
浅頚リンパ節 無 / 有 / 不明(右 cm、固着:無 / 有 左 cm、固着:無 / 有)
下顎リンパ節 無 / 有 / 不明(右 cm、固着:無 / 有 左 cm、固着:無 / 有)
腋窩リンパ節 無 / 有 / 不明(右 cm、固着:無 / 有 左 cm、固着:無 / 有)
鼠径リンパ節 無 / 有 / 不明(右 cm、固着:無 / 有 左 cm、固着:無 / 有)
膝窩リンパ節 無 / 有 / 不明(右 cm、固着:無 / 有 左 cm、固着:無 / 有)
5. 血液検査、尿検査等における異常所見(検査日: 年 月 日)
(特に貧血、白血球増多、好酸球、好塩基球数、血液凝固系検査、肝酵素) ・ ・ ・
6. X 線検査所見(検査日: 年 月 日)
腫瘍周辺:
胸部:
腹部:
その他:
7. 超音波検査所見(検査日: 年 月 日)
腫瘍原発巣サイズ 縦 ×横 ×深さ cm
周囲組織への浸潤 無 / 有[骨、胸腔、腹腔、他 ]
肝臓腫瘤 無 / 有 / 不明
脾臓腫瘤 無 / 有 / 不明
腹腔内リンパ節腫脹 無 / 有 / 不明(部位:_____、 cm、固着:無 / 有)
8. CT 検査所見(検査日: 年 月 日)
腫瘍原発巣 部位:_______ 大きさ:縦 ×横 ×深さ cm
周囲組織へ浸潤 無 / 有[骨、胸腔、腹腔、他 ]
肺結節 無 / 有 / 不明(部位:_____、最大 cm)
肝臓腫瘤 無 / 有 / 不明
脾臓腫瘤 無 / 有 / 不明
肺門リンパ節腫脹 無 / 有 / 不明( cm、固着:無 / 有)
縦隔リンパ節腫脹 無 / 有 / 不明( cm、固着:無 / 有)
腹腔内リンパ節腫脹 無 / 有 / 不明(部位:_____、 cm、固着:無 / 有)
その他 _______
9. 病理組織学的検査所見
1回目
細胞診 / 組織検査 (検査日: 年 月 日)
原発腫瘍 / リンパ節(部位: )
腫瘍種:
原発巣組織検査を行った場合
周囲への浸潤:無 / 有
脈管浸潤:無 / 有
核異型:低 / 中 / 高
細胞分裂:無 / 有
リンパ節生検を行った場合
転移所見:無 / 有
2回目
細胞診 / 組織検査 (検査日: 年 月 日)
原発腫瘍 / リンパ節(部位: )
腫瘍種:
原発巣組織検査を行った場合
周囲への浸潤:無 / 有
脈管浸潤:無 / 有
核異型:低 / 中 / 高
細胞分裂:無 / 有
リンパ節生検を行った場合
転移所見:無 / 有
10. TNM 分類
<該当する分類に○>
【リンパ腫・肥満細胞腫以外】
Tis 上皮内に限局
T0 原発腫瘍を認めない
T1 2cm 未満、表在性または外方増殖性
T2 2cm 以上 5cm 未満、または若干の浸潤あり
T3 5cm 以上、または皮下浸潤あり
T4 筋膜や骨、軟骨など他の組織に浸潤あり
【耳介の腫瘤】
T1 外耳道または垂直耳道に限局
T2 鼓膜を越えて伸展
T3 中耳を越えて伸展あるいは骨破壊を 伴う
N0 所属リンパ節腫脹を認めない
N1 原発腫瘍と同側のリンパ節腫脹、ただし固着なし
a 転移を疑わない
b 転移を疑う
N2 原発腫瘍と反対側または両側のリンパ節腫脹、固着なし
a 転移を疑わない
b 転移を疑う
N3 固着あり
*N1,N2 で組織学的に転移なしなら(-)、転移ありなら(+)と記入
M0 遠隔転移を認めない
M1 遠隔転移あり *所属リンパ節以外のリンパ節も含む
【軟部組織肉腫】
T1 最大径 5cm以下
a 表在性 b 深在性
T2 最大径が 5cm より大きい
a 表在性 b 深在性
N0 所属リンパ節腫脹を認めない
N1 所属リンパ節腫脹あり
M0 遠隔転移を認めない
M1 遠隔転移あり
*所属リンパ節(原則として両側)
眼瞼、耳、鼻 頸部リンパ節
顔、頭蓋、頸部 頸部リンパ節 下顎リンパ節 耳介リンパ節
前肢 (同側の) 腋窩リンパ節 前肩甲リンパ節
臍部より頭側の体幹 腋窩リンパ節 前肩甲リンパ節
臍部より尾側の体幹 鼡径リンパ節
後肢 鼡径リンパ節 膝窩リンパ節
10. 病期分類
<該当する分類に○>
【肥満細胞腫】
病期
Ⅰ 所属リンパ節転移のない、真皮に限局した単一の腫瘤 a 全身性兆候なし b 全身性兆候あり
Ⅱ 所属リンパ節転移のある、真皮に限局した単一の腫瘤 a 全身性兆候なし b 全身性兆候あり
Ⅲ 真皮に限局した複数の腫瘤、あるいは浸潤性の腫瘤 a 全身性兆候なし b 全身性兆候あり
Ⅳ 遠隔転移がある、または転移を伴う再発がある腫瘤
*血中や骨髄内も含む
【軟部組織肉腫】
11. 外科的療法(実施日: 年 月 日)
<切皮線:図に赤で記入>
術式 根治的切除 / 広範囲切除 / 腫瘤切除 / 減量 / (二回目以降の)拡大切除
マージン
水平方向: ~ cm
垂直方向:筋膜 枚 筋肉 枚
リンパ節 郭清 / 切除 部位:
*病理結果は 8.に記入
病理学的マージン
水平方向:clear / dirty / 不明
垂直方向:clear / dirty / 不明
12. 化学療法(実施日: 年 月 日~)
予定プロトコール:計 回 / 週間
薬剤 、用量 、経路 i.v. / p.o.、間隔 に一回
薬剤 、用量 、経路 i.v. / p.o.、間隔 に一回
薬剤 、用量 、経路 i.v. / p.o.、間隔 に一回
終了日: 年 月 日、完遂 / 中止
中止の理由:副作用〔白血球減少 / 血小板減少 / 消化器症状 / その他 〕、
病状の進行〔腫瘤の増大 / 再発 / 転移 / 他 〕、
費用、オーナー様の意志( )、
その他 13. 放射線療法(実施日: 年 月 日~)
予定プロトコール:用量 Gy、計 回、間隔 に一回
終了日: 年 月 日、完遂 / 中止
中止の理由:副作用〔皮膚 / 目 / 詳細 〕
費用、オーナー様の意志、腫瘤の増大 / 不変、 臨床ステージの変化、
治療法の変更が出た場合は新しい用紙で再評価
治療案フローチャート
【皮膚腫瘤一般】
【肥満細胞腫】
【治療】
化学療法案;ロムスチン
ビンブラスチン・プレドニゾロン併用
(順に、毎週 2mg/m2 i.v.で4週間→以後隔週で8週間、 2mg/kg SID→0.5mg/kg まで漸減)
ビンブラスチン・プレドニゾロン・ロムスチン追加
プレドニゾロン/ビンブラスチン/シクロフォスファミド(COP)
(1週目;P1mg/kg SID、V0.75mg/m i.v.、C200-250mg/m p.o. 2-5 日にわけて、 2・3週目;V同量、4週目;V・C同量、 7週目;V・C同量、P2日ごとに減量)
シクロフォスファミド/ビンクリスチン/プレドニゾロン/ヒドロキシウレア
イマチニブ(10mg/kg p.o. SID)
トセラニブ
トセラニブ/ビンブラスチン
用量;ロムスチン 70-90mg/m2 p.o. SID で 21 日間(レスキューとして)
トセラニブ (イマチニブのレスキューとして)
カルボプラチン 21 日毎に 300mg/m2 i.v.
【軟部組織肉腫】