時代の流れや、少子高齢化、政府の方針に伴い、一つの会社で働き続けることが普通ではなくなってきました。
さらに、一つの会社の勤務時間内で稼げる金額は、限界があります。
大幅は収入アップや昇給はなかなか起こりません。
また、年金の不安や、会社自身も従業員の副業を認めるところも増えてきています。
また、自分のスキルアップで収入を増やしたり、資格を取るための勉強をしようと考えている人も多いのではないでしょうか?
自分で稼ぐ力が要求される、逆を言えば個人で稼ぐことができる時代になってきました。
しかし、普段の仕事をしながらのままだと、意識を変えて時間を作らないとなかなか副業や勉強の時間を作ることはできません。
この記事では、
- 今年こそは新しいことにチャレンジしたい
- 正社員で忙しいけから、自由な時間が作れない
- 会社員だけど、勉強、副業時間が欲しい
- やりたいことがあるけど、仕事が忙しくて時間がない
- 勉強時間、副業する時間を作る方法が知りたい
と考えている方に向けて、私なりの時間の作り方を解説します。
時間は平等ではありません。
初めは1日10分でも、継続すれば大きな時間になります。
1が1.01になると,1.01の365乗は37.8です。
逆に、1が0.99になると、0.99の365乗は 0.03となります。
株と同じですが、1日1日は僅かな成長でも複利の力はすごいです。
少しの意識変化で時間を作ることはできるので、試してみてください。
こんな方におすすめ
- 会社員だけど、勉強や副業がしたい!
- 仕事しながら、勉強時間や副業を確保したい!
- 他の人がどうやって時間を作っているか知りたい!
- 2022年こそ副業、勉強を考えているけど、仕事も忙しい...
という方におすすめなので、ぜひ最後までお読みください。
私は、現在は獣医師として、主に整形外科手術を担当にして、働いています。
獣医師も結局は会社員で勤務時間が長いのですが、工夫して時間を作っています。
本記事では、私なりの時間の作り方と有効活用法をご紹介します。
詳しくは、『プロフィールや獣医師そらんの手術歴』をお読みください。
管理者のプロフィール
こんにちは、獣医師そらあんです。 この記事を書いている私は、大学病院、専門病院、一般病院での勤務経験があり、 論文発表や学会での表彰経験もあります。 今は海外で獣医の勉強をしながら、ボーダーコリー2頭 ...
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1. 獣医師の専門知識を活かした副業
a. オンライン相談サービス
詳細内容:
- 飼い主からの質問に対し、健康や行動のアドバイスを提供するサービスです。
- 実際の診療行為ではなく、情報提供や助言に限定することで法規制をクリアできます。
メリット:
- 柔軟性: 自宅で働けるため、隙間時間を有効活用できる。
- 信頼性: 獣医師資格があることで相談者の信頼を得やすい。
具体例:
- プラットフォーム: 獣医師向けのオンライン相談サービス(例: Vetsterなど)、またはSNSで個人サービスを提供。
- 収益モデル: 1件の相談につき1,500円~5,000円程度。
b. 専門記事の執筆・監修
詳細内容:
- ペット関連メディアや専門誌、ブログの執筆・監修を行います。
- 専門知識を活かして、飼い主や業界向けに信頼性の高いコンテンツを提供します。
メリット:
- 影響力: 記事を通じて獣医師としての知名度や信頼を築ける。
- 収益: 1記事5,000円~20,000円。長期的な執筆契約が結べることも。
具体例:
- 「ペットの健康管理」「食事と栄養」「老齢ペットのケア」などのテーマが人気。
- 自分のブログやSNSで執筆活動を始め、ライターとして依頼を受けるケースも。
c. ペットケア講座の講師
詳細内容:
- 飼い主やペット関連の事業者向けに、ペットケアや行動学、栄養学に関する講座を提供します。
- 対面セミナーやオンライン講座(Zoom、Udemyなど)で実施可能。
メリット:
- 収益性: 講座1回で5,000円~30,000円以上を収益化可能。
- 需要の拡大: ペットケアへの関心が高まる中、学びたい飼い主は多い。
具体例:
- 「犬猫の行動学入門」「ペットの応急処置」「シニアペットの健康管理」といった講座が需要あり。
- 動物病院と提携して共同セミナーを開催することも。
d. ペット関連商品の開発・プロモーション
詳細内容:
- 獣医師の知識を活かし、ペットフード、サプリメント、医療用品、ケアグッズなどの商品開発に参加します。
- 自分で製品をプロデュースする場合も、既存のメーカーのコンサルタントになる場合もあります。
メリット:
- 長期収益: 商品がヒットすれば安定した収入が期待できる。
- 専門性の強化: 獣医師が関与することで製品の信頼性が向上。
具体例:
- 栄養学に基づいた療法食の開発。
- ペットの口腔ケア用品や皮膚トラブル用クリームの監修。
- AmazonやBASEで自社ブランドとして販売。
e. ペットシッターやトレーニングサービス
詳細内容:
- 飼い主が不在の間、ペットの世話をするシッターサービスや、問題行動の改善を指導するトレーニングサービスを提供します。
メリット:
- 高い信頼性: 獣医師としての資格があるため、飼い主に安心感を与える。
- 収益: ペットシッター1時間2,000円~、トレーニングセッション1回5,000円~。
具体例:
- 高齢ペットや病気療養中のペットを専門に扱うサービス。
- 獣医師としてアドバイスを加えた独自のトレーニングプログラム。
f. 動物福祉や教育関連の活動
詳細内容:
- 動物保護団体やNPOでのコンサルティング、動物福祉に関する講演活動。
- 動物愛護や正しい飼い方を教育するためのコンテンツ作成や啓蒙活動。
メリット:
- 社会貢献: 動物福祉の向上に寄与。
- 収益モデル: 寄付や助成金を得る場合もある。
具体例:
- 動物愛護団体のサポートプログラムを立ち上げる。
- 学校での動物福祉講義の講師。
実践のポイント
- 小規模から始める: 時間的・経済的負担を抑えるため、少しずつ始めましょう。
- SNSを活用: 自分の専門性を発信し、信頼を積み重ねて依頼を得る。
- 法規制を確認する: 獣医師法や動物愛護法に基づき、適切な範囲で活動する。
- ネットワークを広げる: 動物病院やペット関連業者と提携することで、仕事の幅が広がります。
これらの副業は、獣医師の専門性を活かしながら新しいスキルや経験を得る絶好のチャンスです!興味のある分野から挑戦してみてください。
2. 一般的な副業に獣医師の知識を応用する
ペット関連のアドバイザー/コンサルタント
獣医師としての専門知識を活かし、ペットオーナーに対して健康管理、栄養、行動改善などのアドバイスを提供することができます。例えば、ペットの飼い方やトラブル解決に関するオンライン相談サービスを提供することが可能です。
ペット健康商品・サプリメントの販売
獣医師としての経験を活かして、ペットの健康をサポートする製品(サプリメントやケア用品など)のオンラインショップを運営することができます。製品選びにおいて専門的な視点から信頼できる商品を紹介できるため、競争力があります。
ペットブログやYouTubeチャンネルの運営
獣医師としての専門知識をブログやYouTubeで発信することで、ペットの健康に関する情報を提供できます。特にペットオーナー向けの教育的なコンテンツ(例えば、病気の予防、健康管理、飼育方法など)を定期的に発信することが人気を集めやすいです。
動物関連のライティングや執筆
獣医師の知識を活かして、動物やペットに関する記事を書くことができます。ペット雑誌やウェブサイトへの寄稿や、獣医療や動物福祉に関する専門書を執筆することも考えられます。
ペットのトレーニングや行動改善のアドバイザー
獣医師として、ペットの行動に関する専門的な知識を持っているため、問題行動を改善するためのトレーニングやアドバイザー業務も行えます。特に犬や猫の行動問題に関して、飼い主とペットの関係を良好にするためのサポートを提供することができます。
ペットシッター/ペットホテル
獣医師として、ペットの健康や安全に関して深い知識を持っているため、ペットシッターやペットホテルの運営を行うこともできます。特に、健康管理が必要なペットに対して特別なケアを提供できる点が強みです。
動物保護団体やボランティア活動
獣医師としてのスキルを活かし、動物保護団体や動物福祉活動に関わることもできます。保護された動物の健康チェックや治療を行うことで、社会貢献しながら副業として活動することができます。
オンライン診療
獣医師としての資格があれば、オンラインでのペット相談や健康診断を提供することができます。ペットの症状を写真やビデオで送ってもらい、適切なアドバイスや治療法をオンラインで提供することが可能です。
これらの副業は、獣医師としての専門知識を有効に活用しながら、ペットオーナーや動物愛護活動に貢献する方法として非常に価値があります。副業として始めやすいものから、時間やリソースを多く要するものまでさまざまな選択肢があるので、自分のライフスタイルや興味に合ったものを選ぶことが大切です。
3. 完全に異なる分野での副業
医療ライター・翻訳
- 内容: 獣医療分野の文書や論文を翻訳・ライティング。
- 方法: ライティングサイト(クラウドソーシング)や医療翻訳専門の企業と契約。
- 報酬例: 1,000文字あたり5,000円~。
投資や資産運用
- 内容: 株式投資、不動産投資、暗号資産などで資産を運用。
- ポイント: 収入が不安定な月に備えるため、リスク管理を重視。
デジタルコンテンツ販売
- 内容: 自分の知識や経験をeBookや動画講座として販売。
- プラットフォーム: Kindle Direct Publishing(KDP)、Udemyなど。
- 収益例: 人気が出れば副収入が大きくなる。
4. フリーランス獣医師としての活動
- 内容: 動物病院のスポット勤務や休日対応など、臨時的な仕事を請け負う。
- 方法: 獣医師の求人サイトや知人ネットワークを活用。
- メリット: 柔軟な働き方が可能。
5. その他クリエイティブな副業
SNS発信とインフルエンサー活動
- 内容: ペットの健康情報や獣医の日常を発信し、フォロワーを増やして広告収益を得る。
- 収益例: YouTubeやInstagramで広告やスポンサー収入。
ハンドメイド製品の販売
- 内容: ペット関連のアクセサリーや玩具を手作りし、販売。
- プラットフォーム: Etsy、BASE、minne。
注意点
- 本業とのバランス: 本業に支障がない範囲で行う。
- 倫理と法規制の遵守: 獣医師法や動物愛護法をしっかり確認する。
- 時間管理: 効率的なスケジュールを組むことが重要。
副業を始める前に、興味やスキルに合った分野を選び、本業に活かせるようなものを検討すると良いでしょう!