教科書や資料をデータ化したけど、どこからでもアクセスできるように構築したい
毎回USBやHDD、SSDを持ち歩くの面倒
ネット経由で、いつでもどこでもアクセスできるようなサーバーがほしい
教科書のデータをgoogle driveなどに入れても容量が足りない
無料のオンラインドライブ、クラウドストレージだと容量が足りない
有料のクラウドストレージには抵抗がある
勉強用のデータの容量が1TBを超えた
そのような悩みはありませんか?
こんな方におすすめ
- 容量を気にせず、オンラインのストレージを利用したい
- 個人用のサーバーの導入をしたい
- データ化した教科書に、いつでも、場所を選ばずどこからでもアクセスしたい
Contents
データにアクセスする方法
データ化した教科書にアクセスする方法は2つあります。
外部のUSBなどに入れる方法
以前は容量も少なく、サイズもあり、価格も高く、アクセスも時間がかかったため不便だった。
しかし、現在はHDD以上に早くアクセスできるSSDがあり、値段も下がってきています。
一度スキャンすると、データとして簡単に持ち運びが可能なので、病院でも
出先でもどこでも読むことが可能です。
ちょっと気になって、モヤモヤしている時や、外出先で仕事をする時もデータさえ持っていればすぐにアクセス可能です。
教科書はページ数も多いので、持ち運びには、頑丈でなおかつ、要領も多く、アクセス速度が速いSSDをよく使っています。
最近のノートPCはSSDを搭載しているものも多い。
SSDは高速で衝撃に強く、消費電力が小さく、持ち運びを前提としたポータブルデバイスです。
半面、現時点ではHDDよりも記録容量単価が高く、容量は抑えられがち。
ノートPCの場合、HDD搭載機では500GBが主流なのに対し、SSD搭載機だと256GBあたりが多いようだ。
これは決して十分な容量とは言えない。
そのため、ストレージを追加したいと考えるユーザーも多い。
その際にまず考える製品は外付けHDDだろう。
だが、利用する際にはPCと直接USBケーブルで接続しなくてはならず、利用場所に制限が出てきてしまう。
ここに注意
せっかくデータ化したのに、外部のストレージを持ち歩く必要がある
オンラインクラウドストレージを使用する方法
オンラインストレージとは、インターネット上でデータの保管や共有などを行えるストレージです。
また、そのストレージを用いたサービスを指す場合もあります。
提供している企業にインターネット経由などで手続きを済ませると利用できるようになります。
アクセスの手段として定番なのはブラウザですが、スマートフォンアプリなど、いつでもどこでもアクセスできるタイプも多くなってきました。
ネットワークを介して利用できるストレージとしては、下記のようなオンラインストレージサービスがある。
最近はクラウドストレージサービスとも呼ばれ、AmazonやMicrosoft、Googleなど、クラウドコンピューティングサービスの1つとして提供されているものも多い。
メリット
オンラインストレージサービスはインターネットさえ使えればどこからでも利用できることが最大のメリットです。
Webブラウザからアクセスできるものが多く、対応プラットフォームが幅広いのも特徴だ。
インターネットを経由して利用するため、速度はWebと同等。
メディアファイルのデータストアや共有、バックアップとして使うことが一般的です。
ファイルを一元管理できる
自動でバックアップ
パソコンなどの端末が故障した場合に備えて、バックアップの自動化で、これによりデータが消失するリスクを大きく下げられます。
低コストで導入できる
少ないコストで利用を開始できることであり、導入自体は無料のところも珍しくありません。
有料の場合でも、サーバーを購入して設置するケースより、コストをかけずに使い始められます。
どこからでもアクセスできる
インターネットを使える環境なら、どこからでもアクセスできることです。
出かけるときに、外付けHDDやUSBメモリなどの記憶媒体を用意しなくても困りません。
営業先や出張先などで、手元にないファイルが急に必要になったときも時間をかけずに用意できます。
例えば、Googleドライブとは、Googleが提供しているクラウドストレージのこと。
オンラインにデータを保存することができるサービスで、簡単な使い方でPCだけでなくスマートフォンからでもデータにアクセスすることが可能になります。
無料プランでも15GBまで利用することがます。
またDropboxでは、無料で2GBを利用できるオンラインストレージです。
モバイル版やアプリが用意されていることに加えて複数の料金プランが用意されており、使い方に合わせて利用できます。
ファイルの共有機能に優れており、削除したファイルを復元することができるのも特徴です。
OneDriveとは、Microsoftが提供している「オンラインストレージサービス」です。Microsoftアカウントを所有していると、それだけで無料版を使用可能です。
OneDriveでは、写真や音楽から、PDFなどの様々なファイルを無料で、5GBまで保存することができます。
有料プランの種類によっては、「Excel」や「Word」などのoffice365を併せて使用することも可能です。
デメリット
多くのサービスでは従量課金制であり、使った分、あるいは割り当てられた分だけ、月額利用料を支払う。
そのため短期的には割安だが、長期的に見ると外付けHDDやNASよりも割高になります。
サービス提供者によっては過去に大幅な価格改定や容量制限を行ったところもあり、データと引き替えに生殺与奪権を握られています。
一般にオンラインストレージサービスでは個人に比べはるかに高いレベルでデータ保全・障害対策がなされている。
その一方で運用の実態が利用者にはわからず、サービスの一時的な停止や大規模なデータロストが発生する可能性もある。
また、運用側の経営判断や倒産などで利用できなくなったものも多く、継続的な利用ができるかどうか見極めることは難しいです。
- カスタマイズ性に乏しい
- セキュリティに懸念
- 障害時に操作できない
- パスワード管理の手間
個人のクラウド:オンラインストレージの構築
NAS(Network Attached Storage)とはネットワークに接続して利用するファイルサーバのこと。
ネットワークを通してファイルの共有ができることが最大の特徴だが、現在のNASはそれ以外にもさまざまな機能を持ち、ホームサーバとして活用することができる多目的アプライアンスになっているものが多い。
ファイルサーバに特化している分、パフォーマンスに対してのコスト、ランニング費用も低く抑えられるケースが多い。
家庭向けNASキットは外付けHDDとPCの中間的な位置づけと言える。
メリット
外付けHDDと比べると……
NASであればネットワークを通じて利用できるので、家庭内LANに接続できれば自宅のどこからでも利用可能だ。
また、2ベイ以上のNASの場合、1台HDDが故障してもデータの消失を防ぐことができる。
その仕組みを活用して、データを保持したままディスクを交換したり、その際に容量を増やしていくことも可能だ。
オンラインストレージサービスと比べると……
NASの場合は機材買い切りのため、初期導入コストこそかかるものの、ランニングは電気代のみで済みます。
NASは基本24時間稼働だが、家庭用のものは低電力なものが多く、さらには利用しない時間帯は自動的にスタンバイや電源オフできるものもある。
災害対策や故障時の対応などは利用者にゆだねられるが、自分ですべて管理できます。
また、インターネットを経由して外出先から利用したり、友人と簡単にブラウザ経由で共有できるような仕組みを備えています。
自分だけのオンラインストレージサービスとして自宅のNASが活用できるのは大きな魅力です。
デメリット
NASはCPU、メモリ、ストレージを持つ1個のコンピュータであるからだが、その結果、外付けHDDと比べるとどうしても価格は高くなります。
獣医師おすすめの個人サーバー
そこで、入門機として一番おすすめなのが
Synology製NASキットのモデルである「DS216j」です。
NASキットだけでは、データ容量はついていないので、この機種の場合は最大2つまでHDDを挿入できます。
DS216jのセットアップ方法は非常に簡単で、PCへのセットアッププログラムのインストールも不要です。
HDDを装着し、電源ケーブルとLANケーブルを接続して電源を投入すれば、あとはWebブラウザからセットアップを行うだけです。
ブラウザのアドレスバーに「http://find.synology.com」もしくは「http://diskstation:5000」と入力すればセットアップ画面が表示され、指示に従うだけです。
この機種の特徴は、バックアップが同時に取れること。
2つのHDDを挿入し、それぞれを別のハードディスクとして扱うタイプ(2TBづつであれば4TB)と、
ミラーリングとして扱うタイプ(2TBを2つで、自動的に2つのHDDにコピーを取る方法)があります。
実際のログイン画面
自分でアカウント名と、パスワードを設定するだけですので、非常に簡単です。
googleやsafari、あらゆるブラウザ、携帯からもログイン可能
実際の管理画面です。
あらゆる拡張子、動画、ファイルにも対応しているため、写真、pdfなどもまとめて保存できます。
また検索することで、自分が求めている資料を一覧化できます。
大事なデータを護るため、それと同時に活用するためのストレージとして、NASの導入は1つの選択肢となり得ます。
個人でもテラバイトクラスのデータを所有することが当然となった現在、
思い切って自分だけのストレージ環境を整えてもいいのではないでしょうか?。
そのときにSynologyのDS216jは有力な候補となるはずです。
現在、管理者が使っているサーバー
上記のNASは、入門機として非常に優れています。
私もここから始めました。
しかし、この機種を経験してこそ、初めから良いものを揃えたいということであれば、
私が現在使っているものをお勧めします。
SSDのサイズ規格だと、NASに直接取り付けることができないので
こちらを利用しています。
獣医の教科書ともなると、容量が大きいものもあります。
そうなるとHDDを搭載した、NASではどうしてもアクセス、ダウンロードに時間がかかってしまいます。
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