- 犬の解剖を勉強する方法を知りたい。
- 犬の骨の特徴を勉強したい
- 無料で犬の解剖を勉強できるサイトってあるの?
今は、ネットになんでもある時代です。
日本語では、勉強できるサイトはほとんどありませんが、
海外には企業と大学が協力して、様々なアプリや勉強できるプラットフォームが用意されています。
中には、無料で閲覧できるものもあります。
無料で質の良いサイトで、鮮度のある情報、正しい情報を入手しましょう!
本記事は、犬の解剖学、特に骨学を学ぶの最適な、オススメの無料のサイトを紹介します。
こんな方におすすめ
- 犬の勉強ができるサイトが知りたい!
- 犬の解剖学が苦手なので勉強したい!
- 無料で勉強できる獣医学のサイトが知りたい!
ということがわかるので、ぜひ最後までお読みください。
私は、現在は獣医師として、主に整形外科手術を担当にして、働いています。
以前は東京大学で勤務し、学会でもアワード賞をいただきました。
その際に勉強になったおすすめの教科書をご紹介します。
詳しくは、『プロフィールや獣医師そらんの手術歴』をお読みください。
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管理者のプロフィール
こんにちは、獣医師そらあんです。 この記事を書いている私は、大学病院、専門病院、一般病院での勤務経験があり、 論文発表や学会での表彰経験もあります。 今は海外で獣医の勉強をしながら、ボーダーコリー2頭 ...
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Contents
獣医師必見!臨床獣医師がおすすめ!無料で勉強できる骨学、解剖学のサイト
Veterinary Technician: Dog Anatomy
本日紹介するのは、
私もよく使うサイトの一つです。
Veterinary Technician: Dog Anatomy
このサイトでは、犬の骨の全身骨格標本を使って、解剖学の勉強ができます。
各骨の特徴が、細かく描かれています。
左クリックで回転
右クリックで拡大
が可能です。
また右の一覧に
この様の分類されており、角パーツに分かれてさらに細かく見ることができます。
例えばheadを押すと
この様にHead領域に注目して
さらに、Head sectionに行くと下記の様になります。
ここから右上のメニューを押すと各部位に移動も可能です。
Veterinary Technician: Dog Anatomyの使用方法
では、後肢を例に挙げて、使い方を2つの画面から解説していきます。
左が操作・表示する画面で、右が各部位の選択画面です。
左画面
左下の矢印と+ーは、骨のモデルの左右上下移動と拡大縮小です。
Cranial viewのところからは、選択するだけで、各体位からの見方を変更できます。
また、reset view で元の状態に戻ります。
Show labelsを選択すると、青い点が表示され
カーソルを置いた各項目の部位の名前が表示されます。
また、格骨を選択・クリックすると、その骨の名前が表示され、その骨にクローズアップされます。
カーソルを合わせると、この様に名前が表示され
クリックすると拡大します。
Show transparentsのチェックを外すとその骨だけの表示なります。
右画面
例えば、ここから骨盤をクリックします。
すると、左画面の、骨の模型が、骨盤のアップになり、
各部位の注釈が出てきます。
この ? にカーソルを置くと名前が表示されます。
また、右画面には、選択した骨の、部位の説明が一覧表示されます。
label&legendsのところですね。
そして、すごいのが、
例えば、一番上のAcetabular Notch:をクリックすると、
この様に、どこの部位か、左の画面が自動的に指定場所にズームアップされます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
骨学は解剖学の中でも退屈ですよね。
さらに視覚的な勉強、イメージを覚える必要があります。
しかし、骨は当然3次元なので、紙、文字で説明しようとすると限界があります。
だからこそ、文章で説明しても、わかりにくい、回りくどい説明になるのです。
3次元的な特徴は、絵のまま頭の中に取り入れた方が勉強しやすいです。
教科書は2次元ですし、説明文を読んでも構造が分かっていなければ、把握は難しいです。
このサイトを使えば、骨の構造が3Dでイメージできるため、非常に優れています。
また各部位も細かく記載されていますので、これが無料であれば使わない手はないですよね。
本ブログでは、詳しく知りたい飼い主、獣医学生、進路や勉強に悩んでいる獣医師向けに、
出来る限り詳細に書いていますので、ぜひ他の記事もお読み下さい。
参考になれば嬉しいです。ここまでお読みいただきありがとうございました。